おすすめの請求書テンプレートサイト6選【インボイス対応】

ビジネスを営むうえで必要不可欠な書類の一つに「請求書」があります。クライアントへの請求書作成は正確さと迅速さが求められ、特に小規模事業やフリーランスの方々にとって、手軽に利用できる請求書テンプレートは業務効率を大きく向上させます。

ここでは、無料で使える高品質な請求書テンプレートを提供するおすすめサイトを厳選してご紹介します。各サイトの特徴や機能を詳しく説明し、ビジネスシーンに合わせて適切なテンプレートが見つかるようお手伝いいたします。

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無料で使える請求書テンプレート6選

1. ビズ研の請求書テンプレート

このページでダウンロード可能

ビズ研では、使いやすいExcel形式の請求書テンプレートを提供しています。50種類のデザインから選べ、無料でダウンロード可能です。基本的なレイアウトから、シンプルなデザイン、装飾付きのデザイン、さらにはインボイス制度に対応したテンプレートまで、多様な選択肢があります。特に、令和5年10月1日施行のインボイス制度に対応したテンプレートは、必要な項目がしっかりと記載されており、新しい要件に基づいて作成されています。

その他のテンプレートはこちら

2. 請求管理ロボの請求書テンプレート

請求管理ロボが公開している請求書テンプレートの一覧

請求管理ロボでは、シンプルかつ使いやすい請求書テンプレートを多数提供しています。このサイトのテンプレートはExcel形式で、登録不要でダウンロード可能なのが大きな魅力です。初めて請求書を作成する方でも直感的に利用でき、ビジネスや個人利用の両方に対応しています。見積書、納品書、領収書も含まれているため、異なる業務書類を一元的に管理したい方にもおすすめです。

おすすめポイント

特に注目すべきは、多様なデザインが揃っている点です。例えば、シンプルでスッキリとしたデザインはもちろん、ビジネスのジャンルや目的に応じたスタイルも選べます。シンプルな表計算機能が組み込まれているため、金額や数量を入力すれば自動で計算される利便性もあります。カスタマイズの自由度が高いため、自社のロゴや特定のメッセージを加えるなどして、オリジナル感を演出することも可能です。

3. freeeの請求書テンプレート

freeeが公開している請求書テンプレートの一覧

freeeは、経理や会計ソフトで知られる企業が提供する請求書テンプレートです。Excel形式で、数量や単価を入力することで自動的に請求金額を算出してくれる機能がついているため、計算ミスを防ぎ、業務効率が向上します。また、このテンプレートは、適格請求書発行事業者に登録していない事業者向けに設計されており、インボイス制度への対応が必要な中小企業や個人事業主にとって役立つでしょう。

おすすめポイント

freeeのテンプレートはフォーマットが標準的で、特定のビジネスカテゴリに縛られず、さまざまなシーンで利用可能です。また、操作が簡単なため、請求書作成が初めての方でも簡単に使いこなすことができます。請求書のほかにも、見積書や納品書なども作成できるようになっており、経理業務を一手に担う中小企業やスタートアップにとって強力なサポートとなるでしょう。

4. the boardの請求書テンプレート

theboardが公開している請求書テンプレートの一覧

the boardが提供する請求書テンプレートは、インボイス制度(適格請求書)に対応した作りとなっており、源泉徴収や値引き欄など、細部にわたるカスタマイズが可能です。Excel形式でダウンロードでき、全て無料で提供されています。このテンプレートは、特に日本の税制やビジネスルールに合わせた設計がなされているため、会計処理をよりスムーズに行いたい方に適しています。

おすすめポイント

インボイス制度対応のテンプレートは、今後ますます求められるようになりますが、The Boardのテンプレートはその要件を満たしているため安心して使用できます。また、複数のレイアウトが用意されているため、ビジネスの場面に応じた柔軟な選択が可能です。例えば、クライアントごとに異なる請求書の体裁を必要とする場合にも、シンプルに変更することができ、業務の効率化に役立ちます。

5. MISOCA(弥生)の請求書テンプレート

MISOCAが公開している請求書テンプレートの一覧

弥生株式会社が運営するMISOCAは、法人や個人事業主のための会計ソフトウェアで有名な企業です。MISOCAが提供する請求書テンプレートは、豊富なデザインから選択でき、請求書作成時におけるポイントや注意点も丁寧に解説されているのが特徴です。このテンプレートは、Excel形式での利用が可能で、登録不要で無料でダウンロードできるため、すぐに業務に取り入れることができます。

おすすめポイント

テンプレートの種類が豊富なため、自分のビジネスに合ったスタイルを見つけやすく、例えばクリエイティブな業種向けのカラフルなデザインや、フォーマルな企業向けの落ち着いたデザインなど、選択肢が広がります。また、請求書に記載すべき項目や記入方法が明確に示されているため、請求漏れや誤記を防ぐ助けになります。弥生のテンプレートは、日本のビジネスマナーに則った作りとなっているため、クライアントに対して安心感を与えられるでしょう。

6. MakeLeapsの請求書テンプレート

MakeLeapsで公開されいる請求書テンプレートの一覧

MakeLeapsは、ビジネス文書の作成や管理を支援するサービスで、請求書テンプレートも豊富に取り揃えています。こちらのテンプレートは無料でダウンロードでき、エクセル形式で簡単に編集が可能です。請求書の書き方ガイドも用意されており、請求書の基本事項や発送方法についても詳しく説明されています。これにより、請求書作成に慣れていない方でもスムーズに利用できるのが大きなポイントです。

おすすめポイント

MakeLeapsのテンプレートは、プロフェッショナルで整った印象を与えるデザインが多く、顧客に対して良い印象を与える請求書を作成できます。特に記載項目の充実度が高く、法的な要件を満たした記述がしやすいため、法務的な観点からも安心です。さらに、発送方法に関するアドバイスもあるため、請求書を郵送や電子メールで送る際の適切な方法を学べる点も有用です。

テンプレートのメリットと活用方法

請求書テンプレートのメリットを示した図

請求書テンプレートを利用する最大のメリットは、作業の効率化と正確性の向上です。請求書はビジネスの信用に関わる重要な書類であり、誤記や漏れがあると信用を損なうリスクがあります。テンプレートを活用すれば、あらかじめ整備されたフォーマットと自動計算機能によって、ミスを減らし、請求プロセスをスピーディに進めることができます。

テンプレートは業種や目的に応じたデザインが選べるため、個人事業主や中小企業から大企業まで、さまざまなシーンに合わせた請求書が作成可能です。また、多くのテンプレートは、請求書だけでなく見積書、納品書、領収書としても応用が効くように設計されており、ビジネスの統一感を演出できます。特に、クライアントごとに異なるデザインやカスタマイズを行う場合、テンプレートを使うことでスムーズに個別対応ができるようになります。

ダウンロード方法と利用までの簡単な手順

請求書のダウンロードとカスタマイズ方法を示したステップ図
  1. ダウンロード先の選択: 本記事で紹介したリンクをクリックし、各サービスの公式ページにアクセスします。
  2. テンプレートを選択: 各サイトで用途に合ったデザインを選びます。多くの場合、ビジネス用、個人用、見積書用などカテゴリごとに分かれているため、目的に応じたものを探しましょう。
  3. ダウンロード: ダウンロードボタンをクリックし、指定されたファイル形式(主にExcelやWord)で保存します。登録が不要なサイトも多いため、すぐにダウンロードが可能です。
  4. 編集ソフトの確認: テンプレートのファイル形式に対応した編集ソフトを確認します。Microsoft ExcelやGoogle Sheetsなど、一般的なスプレッドシートアプリで編集できるものがほとんどです。
  5. カスタマイズ: ダウンロードしたテンプレートを開き、自社名やロゴ、住所、連絡先情報を入力し、請求内容に合わせて編集します。フォーマットが整っているため、必要事項を入力するだけで完成します。

これで請求書が完成です。あとはクライアントにPDFで送信するか、印刷して郵送するなど、業務に応じた方法で発送しましょう。

よくある質問

Q
テンプレートはどの編集ソフトで使えますか?
A

多くのテンプレートはExcel形式で提供されているため、Microsoft ExcelやGoogle Sheetsで編集可能です。場合によっては、LibreOfficeやNumbersでも利用できますが、一部機能に互換性の問題が発生することがあります。

Q
テンプレートは無料で商用利用しても問題ないですか?
A

ほとんどの無料テンプレートは商用利用可能ですが、提供元の利用規約を事前に確認してください。特にデザインの変更やロゴの追加など、自由なカスタマイズが許可されているかを確認することをおすすめします。

Q
インボイス制度対応のテンプレートはありますか?
A

はい、本記事で紹介したテンプレートの中には、インボイス制度に対応したものも含まれています。特にThe Boardや弥生のテンプレートは日本のインボイス制度に適した設計になっているため、今後の会計処理にも対応しやすくなっています。

Q
テンプレートを自社のブランディングに合わせてカスタマイズできますか?
A

ほとんどのテンプレートはカスタマイズ可能です。自社のロゴや配色を加えることで、ブランディングに沿った請求書を作成できます。テンプレートを自社仕様にすることで、クライアントに一貫性のあるプロフェッショナルな印象を与えることができます。

まとめ

いかがでしょうか?ここで紹介した6つの請求書テンプレートは、いずれも高品質で多様なビジネスシーンに対応できるものばかりです。請求書作成は、ビジネスの信用を左右する重要な業務の一つですから、適切なテンプレートを使用し、プロフェッショナルな印象を与えることが重要です。

これらのテンプレートを使って、日常の請求業務を効率化し、クライアントとの信頼関係をより強固なものにしましょう。また、ビズ研では他にもさまざまな業務に役立つ無料テンプレートを提供しています。引き続きご活用いただき、ビジネスの効率向上と業務改善にお役立てください。