無料・登録不要でダウンロードできる、工程管理表(工程表)のExcel・PDFテンプレートです。
使いやすいように、さまざまなレイアウトをご用意しています。

そのまま使う場合、PDF形式でダウンロードしてご利用ください。
項目やデザインをカスタマイズする場合、Excel形式でご利用ください。
工程管理表テンプレート
基本型
よくある基本的な工程管理表のレイアウトです。横向きのA4用紙に印刷可能です。
最もよく使われる工程表です。ホワイトボードなどでもよく見かけるシンプルなデザインです。PDF版
さらにシンプルにしたテンプレートです。右上に、作成者や作成日、名称などを追記できます。PDF版
項目が別枠で用意されているテンプレートです。
工事名称やプロジェクト名、工期や期間などを記入できます。PDF版
※項目=期間や作成者名などを書く欄
チームやプロジェクト毎に区切られたテンプレートです。案件やプロジェクトが複数ある場合に、進捗状況を把握しやすいデザインです。PDF版
工事の工程管理によく使われるテンプレートです。
名称、場所、発注者、施工、期間など、工事関連の項目が最初から用意されています。PDF版
複数案件を抱えている場合など、管理・追跡が難しい場合に便利なグループ分けをされたテンプレートです。PDF版
細いバーチャートを使いたい方用のテンプレートです。3列のうち、真ん中の列に背景色を設定してください。PDF版

気に入ったデザインがあればそのままお使いください。
テンプレート内のパーツや項目を組み合わせてご利用いただくことも可能です。
- ダウンロードしたExcelファイルを開く
- パーツのコピー:
- 気に入ったテンプレート内のパーツや項目を選択します。選択するには、セルの一つをクリックし、ドラッグして選択範囲を広げます。
- [
Ctrl]
+ [C]
を押して、選択した範囲をコピーします。
- 新しい場所へのペースト:
- コピーしたい新しい位置にカーソルを移動します。
- [
Ctrl]
+ [V]
を押して、コピーした範囲をペーストします。
- 書式の調整:
- ペーストしたセルの書式が元と異なる場合、書式を調整します。ツールバーの「書式」セクションを使用して、フォント、色、罫線などの設定を変更できます。
- セルの結合・分割:
- 複数のセルを一つに結合する場合、結合したいセルを選択して、ツールバーの「セルを結合して中央揃え」をクリックします。
- 逆に結合したセルを分割する場合、分割したいセルを右クリックして、「セルの書式設定」→「結合」→「セル結合の解除」を選択します。
- 行や列の追加・削除:
- 行や列を追加するには、追加したい位置の行や列を右クリックし、「挿入」を選択します。
- 行や列を削除するには、削除したい行や列を右クリックし、「削除」を選択します。
以上のステップを組み合わせて、要望に合わせて工程表のパーツをカスタマイズすることができます。
1日用の工程表(日間)
- 説明: 1日のタスクや作業を詳細に計画することができるテンプレートです。PDF版
- 特徴: 30分単位でバー(背景色の)設定が可能。3種類の時間帯を用意しています。
1週間用の工程表(週間)
- 説明: 週間のタスクや作業、工事スケジュールを日単位で計画できるテンプレートです。PDF版
- 特徴: 上部の「期間」を入力すると、自動的に日付と曜日が入力されるようになっています。
1ヵ月用の工程表(月間)
- 説明: 1ヵ月間のタスクや作業を計画できるテンプレートです。PDF版
- 特徴: 左上の年月を入力すると、自動的に曜日が入力されるようになっています。
3ヵ月用の工程表(四半期)
- 説明: 四半期のタスクや作業をできるテンプレートです。PDF版
- 特徴: 作業にかかる日数が伝わりやすいように、1週間毎にバー(背景色)を表示できるように設定しています。
6ヵ月用の工程表(半年)
- 説明: 半年間のタスクや作業を計画できるテンプレートです。PDF版
- 特徴: 上部の「期間」に日付を入力すると、自動的に月数が入力されるようになっています。1ヵ月あたり、2マス分のバーを表示できるようになっています。
1年用の工程表(年間)
- 説明: 1年間分のプロジェクトや作業工程を計画できるテンプレートです。PDF版
- 特徴: 上部の「期間」に日付を入力すると、自動的に月数が入力されるようになっています。1ヵ月あたり、1マス分のバーを表示できるようになっています。
長期間の工程表(5年、10年)
工程表の活用ガイド
プロジェクト管理は、多くの業界や部門で必須のスキルとなっています。
特に、バーチャート工程表は、その視覚的な表現力でタスクの流れを把握しやすいため、初めてのプロジェクト管理に挑戦する方々にオススメのツールです。

以下、工程表の豆知識や、作り方などを解説します。
1. バーチャート工程表とは?
バーチャート工程表は、プロジェクトのタスクを時間軸上に表示することで、全体の流れやタスクの関連性を一目で理解することができるツールです。主に、タスクの開始日、終了日、期間を棒グラフ形式で表示します。

2. バーチャート工程表の作成手順
STEP1:タスクのリスト化
プロジェクトに関連する全てのタスクや作業をリストアップします。大きなタスクは細かいサブタスクに分割することで、管理がしやすくなります。
工程名 |
---|
会場の予約 |
招待状の作成 |
ケータリングの手配 |
例: イベント企画のプロジェクトでは、「会場の予約」「招待状の作成」「ケータリングの手配」などのタスクが考えられます。大きなタスク「会場の予約」はさらに、「会場の選定」「日程の確認」「契約手続き」などのサブタスクに分割できます。
STEP2:期間の決定
各タスクの予想所要時間、開始日、終了日を設定します。実現可能なスケジュールを設定すると、後での調整が減少します。
工程名 | 開始日 | 終了日 |
---|---|---|
会場の予約 | 4/1 | 4/3 |
招待状の作成 | 4/4 | 4/10 |
ケータリングの手配 | 4/10 | 4/10 |
例: 「会場の予約」は3日、開始日は4月1日、終了日は4月3日と設定する。このように具体的に期間を決定することで、他のタスクのスケジュールとの兼ね合いも見えてきます。
STEP3:タスク間の関連性の確認
タスク同士の依存関係や前後関係(順番)を明確にします。これにより、あるタスクが遅れた際の影響を事前に知ることができます。
工程名 | 開始日 | 終了日 |
---|---|---|
会場の選定(NEW) | 4/1 | 4/3 |
会場の予約 | 4/3 | 4/3 |
招待状の作成&送付 | 4/4 | 4/9 |
出席者の確認(NEW) | 4/9 | 4/9 |
ケータリングの手配 | 4/10 | 4/10 |
例: 「招待状の作成」は「会場の選定」が完了してから開始する必要がある。また、「ケータリングの手配」は「招待状の送付」と「出席者の確認」が完了してから行うといった関連性を確認します。
STEP4:バーチャートの作成
Excelや専用ソフトウェアを使用して、上記の情報を入力し、視覚的に表現します。
3. バーチャート工程表の使い方・運用方法
作成した後の、工程表の使い方・運用方法を解説します。
- STEP1工程表の確認と理解
- バーチャート工程表を開き、各タスクの開始日と終了日、期間を確認してください。
- 依存関係があるタスク同士が適切にリンクされているかも確認してください。一つのタスクが遅れると、それに依存するタスクも遅れる可能性があります。
- STEP2プロジェクトの進捗管理
- プロジェクト開始後は、定期的に工程表を確認し、各タスクの進捗状況を更新してください。
- タスクの進捗が予定より遅れている場合は、早急に対策を講じる必要があります。例えば、リソースの再配分や、他のタスクとの優先順位の見直しを行うことが考えられます。
- STEP3コミュニケーションの強化
- 工程表はチームメンバーや関係者とのコミュニケーションツールとしても使用できます。プロジェクトの進捗状況を共有し、全員が同じ目標に向かって働けるようにしましょう。
- 定期的なミーティングを設け、工程表をもとにプロジェクトの状況を共有し、問題点や改善策を話し合ってください。
- STEP4フィードバックと改善
- プロジェクトが終了したら、工程表を振り返り、何がうまくいったのか、何が改善できるのかを評価してください。
- 得られたフィードバックを元に、次回のプロジェクトでの工程表の運用方法を改善していきましょう。
よくある質問
- Q工程表とは何ですか?
- A
工程表は、プロジェクトや作業の進行を管理し、計画するためのツールです。
各タスクの開始と終了の日時、担当者、必要なリソースなどを記載し、全体のスケジュールを視覚的に表示します。
- Q工程表の主な目的は何ですか?
- A
工程表の主な目的は、プロジェクトの進捗を計画し、管理し、調整することです。
これにより、リソースを効率的に利用し、タスクが予定通りに進行しているかを確認し、必要に応じて調整を行うことができます。
- Q工程表には何を書きますか?
- A
工程名(タスクや作業内容)、担当者、開始日、終了日などを記載します。
- Q工程表を作成する際に重要なポイントは何ですか?
- A
工程表を作成する際には、全てのタスクを明確に定義し、それぞれの依存関係を把握することが重要です。また、リアルなスケジューリングを行い、余裕を持たせることで、予期しない遅延に対応することができます。
- Qガントチャートとは何ですか?
- A
ガントチャートは、工程やタスクを時間軸上に表示する棒グラフの一形式です。プロジェクト管理において広く利用されています。
- Qバーチャートとガントチャートの違いは何ですか?
- A
- 起源と歴史: ガントチャートは、1910年代にHenry L. Ganttによって開発されたもので、プロジェクト管理の文脈で使用されることが多いです。一方、バーチャートはガントチャートよりも一般的な用語で、様々な文脈で使用されます。
- 機能と詳細: ガントチャートは、プロジェクト管理のための特化したツールであり、タスク間の依存関係やリソースの割り当て、タスクの進捗状況などの詳細情報を表現することができます。一方、バーチャートはこれらの詳細な情報を持たないことが多い。
- 使用目的: バーチャートはデータの比較や分布を示すために広く使用される一方、ガントチャートは特定のプロジェクトや活動の時間的な進行状況を追跡し、管理するために使用されます。
- Q工程表はどのようなツールで作成できますか?
- A
工程表はエクセルやGoogleスプレッドシートのような表計算ソフトを使用して手作りすることもできますが、Microsoft ProjectやAsanaのようなプロジェクト管理ツールを使用すると、より効率的に管理することができます。これらのツールには、タスクの依存関係を設定したり、リソースの割り当てを管理したりする機能が含まれています。
- Q工程表はどのようなプロジェクトに適していますか?
- A
工程表は建設、製造、IT、イベント計画など、さまざまな業種やプロジェクトの大きさに関わらず使用することができます。
- Q工程表を更新する頻度はどれくらいが適切ですか?
- A
プロジェクトの規模や進捗の速さに応じて変わりますが、定期的に(週1回など)の更新が推奨されます。
- Q工程表を効果的に使用するためのヒントはありますか?
- A
工程表を効果的に使用するためには、定期的に更新し、プロジェクトチームと共有することが重要です。また、リアルな目標設定を行い、全員が達成可能だと感じることで、モチベーションを維持することができます。最後に、柔軟性を持ち、予期しない変更に対応できるように計画を調整することが重要です。
まとめ
バーチャート工程表をうまく運用することで、プロジェクトの進捗管理が格段に楽になります。
ご紹介したテンプレートや解説を活用し、効率的・効果的にプロジェクト管理を進めましょう。