【正社員/アルバイト】雇用契約書テンプレート(Word・PDF)

雇用契約書テンプレートの一覧

使いやすいWord・PDF形式の、雇用契約書(労働契約書)テンプレートです。
「ファイルをダウンロード」をクリックすると、すぐにダウンロードが開始されます。

必要な項目が揃っているので、そのまま印刷してご利用いただけます。カスタマイズして、自社用のひな形にすることも可能です。記入例やよくある質問もご参考ください。

記事・テンプレートの監修者
社会保険労務士 北 光太郎
きた社労士事務所代表 社会保険労務士
北 光太郎
監修済み
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雇用契約書テンプレート

正社員用(A4)

正社員の雇用契約に必要な労働条件を網羅した、雇用契約書のテンプレートです。

業務内容、勤務時間、賃金、休暇、社会保険など、主要な項目について規定しています。

自社の実情に合わせて自由にカスタマイズしてご利用ください。


※編集ソフトをお持ちでない方は、当サイトが提供する、無料の雇用契約書作成ツールをご利用ください。

アルバイト・パート用(A4)

アルバイト・パートの雇用契約に必要な労働条件を盛り込んだ雇用契約書のテンプレートです。

雇用期間の定めの有無、業務内容、賃金など、アルバイト雇用に不可欠な項目を定めています。

自社の実情に合わせて内容を調整してご利用ください。


※2024年4月の法改正により、契約年数が5年を超える有期雇用の場合、労働者には無期労働契約への転換を申し込む権利(無期転換申込権)が生じるようになりました。企業はこの申し込みを拒否できず、無期労働契約を締結し、無期転換後の労働条件を明示する必要があります。契約年数が5年を超える有期雇用の場合は、こちらのテンプレートをご利用ください。
令和6年4月から労働条件明示のルールが改正されます – 厚生労働省

※契約年数が5年を超える有期雇用の場合、こちらをご利用ください。

シンプル・簡易版(A4)

最低限必要な項目のみで構成された、シンプルな雇用契約書のテンプレートです。

簡易的なデザインではありますが、基本情報、労働条件、契約期間など、雇用契約に必要な項目は揃っています。

以下のような場合にオススメです。
・手書きしたい場合
・簡易的な書式でいい場合
・短期間の雇用や単発の仕事

書き方・記入例・見本

雇用契約書の、書き方・見本例・使い方をご紹介します。

記入例・見本

①本文

使用者(会社名)と労働者(働く人の名前)を正式名称で記載します。

②基本情報

  • 雇用形態:雇用形態(正社員、パート)と業務内容を記載します。
  • 雇用期間:期間の定めがある場合、雇用期間を記載。無い場合は「期間の定めなし」と記載します。
  • 就業場所:会社の所在地を記載します。支店がある場合は「○○支店(○○県○○市~~)」と記載。
  • 業務内容:営業、事務など、雇用後に従事する内容を記載。

③労働時間、休日

就業時間、休憩時間、休日を記載します。時刻を記載する場合、開始時刻と終了時刻を記載するのが一般的です。

④賃金、支払日

基本給や手当、支払日など、賃金に関わる情報を記載します。関係ない項目や、不要な項目は空欄のままで問題ありません。

⑤定年、退職、その他情報

定年や退職する際の手続きなどについて記載します。補足事項や備考などがあれば、ここに記載します。

⑥契約締結日(作成日)

契約を締結した日を記載します。法的な決まりはない為、作成日や書類送付日でも問題ありません。

⑦署名、押印

契約締結の証として、使用者と労働者それぞれの署名、または記名押印をします。事業主の印鑑は、社印または事業主印を押印します。

使い方まとめ

誰が使う?①雇用者 ②被雇用者
何に使う?①労働条件の確認&契約 ②雇用上のトラブル対策
どうやって使う?2部作成し、事業主と労働者それぞれが署名、または記名押印して保管する
いつどこで必要?内定から入社までの間、または初出社時に締結する
何を記載する?賃金、労働時間、就業場所、休日など
発行の義務なし ※ただし、契約に関する重要な書類となるため、可能であれば発行するが望ましい。

よくある質問

Q
雇用契約書って何?
A

雇用契約書とは、雇用主と労働者の間で結ばれた「雇用契約」の内容を文書にしたものです。雇用契約とは、「労働者が雇用主に労働することを約束し、雇用主が労働者に報酬を払うことを約束する」ことを指します。

Q
雇用契約書はなぜ必要?
A

雇用契約書は、法律上作成する義務はありませんが、労務トラブル防止のために作成します。労働条件について双方が合意したことを書面で残すことで、労務トラブルの発生リスクを下げ、仮に発生しても「言った」「言わない」の不毛な水掛け論を回避することができます。

Q
雇用契約は書面じゃなきゃダメ?
A

雇用契約は口頭で成立しますが、できる限り書面で契約を結ぶことが法律で定められています。

(労働契約の内容の理解の促進)
労働者及び使用者は、労働契約の内容(期間の定めのある労働契約に関する事項を含む。)について、できる限り書面により確認するものとする。

引用元:労働契約法第4条2項|e-Gov法令検索
Q
雇用契約書と労働条件通知書との違いは?
A

雇用契約書と労働条件通知書の違いは、①発行に法的義務があるか、②双方の合意の必要性、が異なります。

労働条件通知書 雇用契約書
発行の義務 必ず交付する 発行の義務なし
双方の合意 必要なし 双方の署名 or 記名押印が必要
目的 労働者の保護 入社後のトラブル防止
罰則 罰則あり(30万円) 罰則なし
労働条件通知書と雇用契約書の主な違い
Q
雇用契約書を労働条件通知書として扱うことはできる?
A

労働条件通知書に明示が義務付けられている事項を雇用契約書に記載することで、雇用契約書が労働条件通知書を兼ねることができます。なお、「雇用契約書 兼 労働条件通知書」を作成する場合には、双方の署名または記名押印が必要です。

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監修:きた社労士事務所

社会保険労務士北光太郎のプロフィール画像

社会保険労務士 北 光太郎

きた社労士事務所 代表
不動産業界や飲料メーカーなどで計10年労務を担当。開業後は、企業の労務支援を行う傍ら、Webメディアの記事執筆・監修を中心に人事労務に関する情報提供に注力。人事労務の情報を読者にわかりやすく伝えるとともに、Webメディアの専門性と信頼性向上を支援している。


監修日:2024年9月11日