プロジェクト管理において、WBSは欠かせないツールです。WBSを活用することで、プロジェクトを細分化し、作業の見える化を図ることができます。しかし、WBSの作成にはある程度の時間と手間がかかるものです。
そこで、当サイトでは誰でも簡単にWBSを作成できるよう、使いやすいExcelテンプレートを無料・登録不要で提供しています。このテンプレートを利用することで、WBS作成の手間を大幅に削減できます。
WBSテンプレート
横向き(基本型)
作業の大カテゴリー(分類)ごとに背景色がついた、一般的なWBSテンプレートです。WBSに必要な項目が揃っています。
項目:
- 番号
- 作業項目名&説明
- 担当者
- 開始日、終了日
- 工数
- 先行作業/後続作業
- マイルストーン
- 予算
横向き(ストライプ柄・縞模様)
1行おきに背景色がついた、WBSテンプレートです。
WBSでよく使われる項目で構成されています。必要に応じて項目を追加・削除してご利用ください。
項目:
- No.
- 作業名
- 担当者
- 開始日・終了日(予定・実績)
- 進捗/備考
Spread Sheets版(スプレッドシート)
※スプレッドシートの利用には、Googleのアカウントが必要です。
縦向き(シンプル)
縦向きのWBSテンプレートです。必要最低限の項目で構成されています。必要に応じて項目を追加・削除してご利用ください。
項目:
- 工程
- 作業名
- 担当者
- 開始日・終了日(予定・実績)
- 進捗
- 備考
Spread Sheets版(スプレッドシート)
※Googleのアカウントが必要です。
ツリー構造型
プロジェクトの全体像を一目で把握できる、ツリー形式のWBSテンプレートです。
ツリー構造型の特徴:
- 全体像が把握しやすい:
プロジェクトの構造を木の枝のように図示し、全体を一目で把握できます。 - 作業分解が簡単:
大きな仕事を小さな作業に分けて整理するのに便利で、抜け漏れを防ぎます。 - 柔軟に修正可能:
誰がどの部分を担当するか、作業間の関係性が視覚的に分かりやすく示せます。
関連テンプレート
よくある質問
- QWBSとは何ですか?
- A
WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトを管理しやすい単位に分割し、階層構造で表現したものです。プロジェクトの全体像を把握し、作業の漏れや重複を防ぐことができます。
- QWBSを作成する目的は何ですか?
- A
WBSを作成する主な目的は、プロジェクトの範囲を明確にし、作業を細分化することで、プロジェクトの進捗管理、資源配分、スケジュール管理などを効果的に行うことです。
- QWBSの階層構造はどのように決めるのですか?
- A
WBSの階層構造は、プロジェクトの特性や規模に応じて決定します。一般的には、プロジェクト全体を第1階層とし、その下に主要な成果物やフェーズを第2階層、さらに詳細な作業を第3階層以下に配置します。階層は3〜4段階程度が適切とされています。
- QWBSとガントチャートの違いは?
- A
WBSとガントチャートは、プロジェクト管理において密接に関連しています。
WBSは、プロジェクトを階層構造で分割し、管理しやすい作業単位に分解します。これにより、プロジェクトの全体像を把握し、作業の抜け漏れや重複を防ぐことができます。WBSは「何を行うか」という観点でプロジェクトを整理するツールです。
一方、ガントチャートは、WBSで定義された作業を時間軸上に配置し、それぞれの作業の開始日、終了日、期間、依存関係などを視覚的に表現します。ガントチャートは「いつ行うか」という観点でプロジェクトのスケジュールを管理するツールです。