本テンプレートは、賃貸物件の家賃や管理費などの支払い状況を一元管理するためのExcelファイルです。支払期日と実際の支払い日を入力すると、以下のように自動的にステータスが判定されます。
- 未納:支払い日が未入力(赤色で強調表示)
- 遅延:支払期日を過ぎてから入金された(黄色で強調表示)
- 支払い済み:期日どおりに、または期日より前に支払い完了
条件付き書式によって、未納や遅延になった行は色分けされるため、支払い状況の把握が簡単です。
使い方
- 基本情報の入力
- 「物件名」部屋番号」「入居者名」「家賃」など、固定で使う情報をあらかじめ入力してください。
- 支払期日の設定
- 各入居者の支払期日(毎月◯日など)を入力します。
- 支払い日の更新
- 実際に家賃が入金された日を「支払い日」列に入力します。
- 入力すると自動的に「支払い済み」「遅延」「未納」が判定されます。
- ステータスの確認
- 赤色(未納):支払い日未入力 → 確認や督促が必要です。
- 黄色(遅延):支払期日より遅れて入金 → メモ欄に連絡状況などを残しておくと便利です。
- 白色(支払い済み):期日どおりに入金が行われた場合。
- カスタマイズ
- 必要に応じて、駐車場代・光熱費などの列を追加したり、条件付き書式のルールを増やすことができます。
- 列を挿入・削除する際は、関数の参照セルが変わらないように注意してください。
物件が多い方におすすめ:12ヵ月分シート入りテンプレート
「物件が多いし、月ごとの集計もラクにしたい…」という方には、あらかじめ12か月分のシートをセットにしたテンプレートを配布しています。
- 1つのファイルで月ごとにタブを切り替えるだけで管理可能
- 集計や決算準備にも便利
- 複数物件・複数入居者を並行して扱いやすい構成
Excelがない方・外出先での入力が多い方におすすめ:Googleスプレッドシート版
「パソコンにExcelが入っていない」「スマホでもすぐに入力したい」などの場合、Googleスプレッドシート版が便利です。
- Googleのアカウントがあれば無料で使える
- ブラウザ上やスマホアプリで動作
- 共有機能を使って複数人で同時編集が可能
- デスクトップ・モバイルどちらからでもアクセスしやすい
- Excel版と同様に未納や遅延の自動判定・色分け機能を搭載
- 使い方:スプレッドシートを開き、右上の「テンプレートを使用」ボタンをクリックしてください
主なポイント
- 自動判定機能
「支払期日」<「支払い日」であれば「遅延」、未入力であれば「未納」、そうでなければ「支払い済み」というシンプルなIF関数を利用しています。 - 色分け表示(条件付き書式)
未納は赤、遅延は黄色でハイライトし、重要項目をひと目で確認できるようにしています。 - 運用のしやすさ
毎月の更新は「支払い日」のセル入力のみ。自動でステータスと色分けが反映されるため、管理の手間を大幅に削減します。 - 拡張性
複数物件・入居者が増えても、行を追加するだけで管理可能。
さらに月ごとのシートを分けておくと、年間の家賃収支を確認しやすく、決算準備や年度更新作業にも役立ちます。
Googleスプレッドシート版なら、いつでもどこでもリアルタイムに更新可能です。
まとめ
このテンプレートを活用して、家賃管理の見える化や督促のタイミング把握を効率的に行ってください。もしカスタマイズや関数修正が必要な場合は、Excelの参照セルや条件付き書式ルールにご注意いただきながら編集いただければ、より使いやすいツールとして運用できます。
物件が少ない場合はシンプルな単一シート版を、物件が多い場合は12ヵ月分のシートがセットになった複数物件向けテンプレート、また外出先やスマホでの入力が多い方にはGoogleスプレッドシート版をぜひご利用ください。