就職・転職活動に欠かせない職務経歴書を作成できる、多様なテンプレートを無料で提供しています。新卒から経験者まで、様々なキャリアステージに対応した職務経歴書のフォーマットをWordとGoogle Docs形式でご用意しました。
職務経歴書テンプレート
基本型
シンプルで使いやすい一般的な職務経歴書テンプレートです。
- 主要な項目がすべて網羅された2ページ構成
- 経歴、スキル、資格など必要な情報を効果的に整理
- 編集しやすいシンプルなデザイン
- Word形式で提供、自由にカスタマイズ可能
- 新卒から経験者まで幅広く対応
シンプル・簡易版
装飾のないシンプルな1ページ職務経歴書テンプレートです。箇条書きで、経歴と強みを効果的にアピールできます。
新卒の方や、業界未経験の方など、経歴が比較的短い方に適しており、簡単かつ短時間で作成できる点が特徴です。
履歴書風
職歴を時系列で整理しやすい、履歴書スタイルの職務経歴書テンプレートです。
経験豊富な方や、詳細な職歴の記載が求められる業界向けです。主要項目が網羅されており、簡単にカスタマイズできます。
職務経歴書の書き方・記入例
職務経歴書は、応募者の経験やスキルを採用担当者に効果的に伝えるための重要な書類です。以下のポイントを押さえて、魅力的な職務経歴書を作成しましょう。職種別の記入例もご参考ください。
『要約』の書き方
職務要約は、応募者の経験年数、専門分野、強みを簡潔に伝えるためのセクションです。ここでは、業界や職種での総経験年数を記載し、特に得意な分野や専門性を強調します。また、具体的な強みやアピールポイントを記述し、チームリーダー経験などのソフトスキルもアピールします。
例)法人営業で10年以上の経験があり、顧客対応に優れたスキルを持つ。特に新規顧客の開拓と既存顧客のリピート率向上に貢献
『経歴』の書き方
職務経歴は、最新の職歴から順に、主要な責任と成果を示します。各職場での主要な役割や責任を箇条書きで示し、売上額や顧客満足度などの具体的な数字を用いて実績を明確にします。また、個人の実績だけでなく、チームや組織全体への貢献も記載します。
例)株式会社〇〇(2018年~現在)では、営業部長として新規顧客の開拓と既存顧客の管理を担当し、年間売上目標達成率120%、顧客満足度90%を達成
『主要実績』の書き方
主要実績セクションでは、具体的な数値を用いて成果を示し、業務での取り組みがどのようにビジネスに貢献したかを明確にします。これにより、応募者の具体的な成果とその影響を明示します。
例)新規顧客獲得率を30%向上し、年間売上を20%増加させた
『スキル/技術』の書き方
スキルセクションでは、応募者の持つ幅広いスキルや知識を示します。専門的なスキルやツールの使用経験、さらにソフトスキルも記載します。
例)営業スキル:プレゼンテーション、交渉力
ITスキル:Microsoft Office, CRMソフト
『資格』の書き方
資格セクションでは、応募者の専門性を裏付けるために、業界や職種に関連する資格を記載します。これにより、応募者の専門性と資格の裏付けを示します。
例)宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)
『自己PR』の書き方
自己PRセクションでは、技術力だけでなく、ビジネス理解や学習意欲、チームワークなどのソフトスキルをアピールします。顧客理解や社内連携、業界知識などを具体的に記載し、具体的なアプローチ方法や姿勢を述べます。
例)顧客志向のアプローチで、常に顧客のニーズを理解し、最適なソリューションを提供することを心掛けています
※クリックで開閉します
法人営業
■職務要約: 法人営業の経験年数、専門分野、具体的な強みを簡潔に記載し、年間売上目標達成率などの実績を数値で示しています。
■職務経歴: 最新の職歴から順に、各職場での主要な責任と成果を箇条書きし、売上額や顧客数などの具体的な数字を用いて実績を示しています。
■主要実績: 売上達成率、新規顧客獲得、顧客継続率などの重要な指標を数値で示し、安定した高パフォーマンスをアピールしています。
■スキル: 営業関連スキルに加え、IT知識や使用ツール、語学力も記載し、総合的な能力をアピールしています。
■資格: 営業職とIT業界に関連する資格を記載し、専門性を強調しています。
■自己PR: 顧客理解や社内連携、業界知識など、多面的なスキルを具体的なアプローチ方法とともにアピールしています。
この例は、法人営業の数値実績を強調しつつ、顧客理解やソリューション提案力などのソフトスキルもバランスよく盛り込んでいます。IT業界の専門知識やツール使用経験も示し、総合的な営業力をアピールしています。
個人向け営業(2C / 接客)
■職務要約: 2C営業の経験年数、得意分野、強みを簡潔に記載し、売上順位やリピート率などの実績を数値で示しています。
■職務経歴: 最新の職歴から順に、各職場での主要な責任と成果を箇条書きし、売上額や顧客満足度などの具体的な数字を用いて実績を示しています。個人の販売実績やチームへの貢献もアピールしています。
■主要実績: 売上達成率、顧客満足度、クロスセル率などの重要な指標を数値で示し、安定した高パフォーマンスをアピールしています。
■スキル: 接客スキルに加え、商品知識やIT活用能力、コミュニケーションスキルを具体的に記載し、総合的な能力をアピールしています。
■資格: 家電販売と営業に関連する資格を記載し、専門性を強調しています。
■自己PR: 顧客志向のアプローチ、学習姿勢、チームワークなど、多面的なスキルをアピールし、顧客の生活向上に貢献する姿勢を強調しています。
この例は、2C営業の数値実績を強調しつつ、顧客理解や提案力などのソフトスキルもバランスよく盛り込んでいます。接客スキルや商品知識も示し、総合的な営業力をアピールしています。
ソフトウェアエンジニア
■職務要約: 経験年数、専門分野、強みを簡潔に記載し、チームリーダー経験もアピールしています。
■職務経歴: 最新の職歴から順に、主要な責任と成果を箇条書きで示し、技術的成長が見えるようにしています。
■主要プロジェクト: 具体的な数値で成果を示し、技術的な取り組みがビジネスにどう貢献したかを明確にしています。
■技術スキル: カテゴリー別に整理し、幅広い技術スタックと最新技術を示し、継続的な学習姿勢をアピールしています。
■資格: 関連する業界認定資格を記載し、専門性を強調しています。
■自己PR: 技術力、ビジネス理解、学習意欲などのソフトスキルもアピールしています。
この例は、技術的な専門性と実務成果を示しつつ、チーム貢献やリーダーシップをバランスよく盛り込んでいます。ソフトウェアエンジニアとしての総合的な価値を伝える構成です。
よくある質問
- Q職務経歴書とは何ですか?
- A
職務経歴書は、あなたの職歴やスキル、成果をまとめた文書で、求人応募時に提出することが多いです。採用担当者は職務経歴書を見て、あなたがどのような経験や能力を持っているかを判断します。
- Q職務経歴書と履歴書の違いは何ですか?
- A
履歴書はあなたの個人情報、学歴、職歴などの基本情報を記載するものです。一方、職務経歴書はあなたがこれまでに行ってきた職務内容や成果、スキルなどの詳細を記載するもので、より具体的な能力をアピールできます。
- Q職務経歴書に記載すべき情報は何ですか?
- A
職務経歴書には以下の情報を記載してください。
- 基本情報(氏名、連絡先)
- 職歴(職種、勤務期間、企業名)
- 職務内容(具体的な業務、達成した成果、使用したスキルやツール)
- スキル(言語、資格、専門知識など)
- 自己PR(自分の強みや達成したことをアピール)
- Q職務経歴書の書き方のポイントは?
- A
職務経歴書を書く際のポイントは以下の通りです。
- 章立てや見出しを使って構成をわかりやすくする
- できるだけ具体的な数字や事例を用いて成果を示す
- 短く、分かりやすい言葉で記載する
- 対象となる企業や職種に合わせたスキルや経験を強調する
- 誤字脱字や不自然な表現がないか確認する